研究課題
基盤研究(B)
本研究の目的は厚生労働省指定難病である間質性膀胱炎について、臨床的・病理学的・分子生物学的観点から、これがいくつかの病型に分類可能なことを明らかにすることである。我々のこの3年間の研究において、以前から提唱していたように、間質性膀胱炎がHunner型間質性膀胱炎(以下Hunner type IC)、非Hunner型間質性膀胱炎(以下non-Hunner type IC)、およびそのどちらでもない客観的所見に乏しい過知覚膀胱(Hypersensitive Bladder:HSB)の3型に分類可能であることの裏付けとなる研究成果を得ることができた。病型分類により、適切な治療を行うことが可能となる。
間質性膀胱炎