• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

「ネッツ」の制御による重症患者に対する新しい治療戦略の提案

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25293366
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 救急医学
研究機関長崎大学

研究代表者

田崎 修  長崎大学, 病院(医学系), 教授 (90346221)

研究分担者 田島 吾郎  長崎大学, 病院(医学系), 助教 (00437427)
朝野 和典  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40202204)
嶋津 岳士  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50196474)
山野 修平  長崎大学, 病院(医学系), 助教 (60570538)
小倉 裕司  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (70301265)
廣瀬 智也  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (70597509)
小島 将裕  大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (70721091)
竹川 良介  大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (30759577)
萩谷 英大  大阪大学, 医学部附属病院, 助教 (30718531)
松本 直也  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (50359808)
関 雅文  大阪大学, 医学部附属病院, 講師 (80432970)
濱口 重人  大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (20735360)
入澤 太郎  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (50379202)
研究協力者 山本 倫久  
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワードNETs
研究成果の概要

本研究においては、重症患者におけるNETsの動態を明らかにした。まず、吸引痰中のNETsの長さが感染症発症日(0病日)から1病日にかけて有意に増加し、6~8病日では1病日と比較して有意に減少することを明らかにした。また、挿管された重症患者の集中治療室入室時の血液を採取し、NETs、およびNETsの形成過程でみられるシトルリン化ヒストンH3(Cit-H3)の存在を評価した。NETsあるいはCit-H3は、吸引痰中に細菌がみられた症例で高頻度に認められた。上記の結果は、臨床病態においてNETsが感染制御に関連していることや、NETsあるいはCit-H3の制御による重症病態の治療の可能性を示した。

自由記述の分野

救急医学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi