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2015 年度 研究成果報告書

炎症性骨疾患の骨吸収への脂質の役割-特に酸化LDL受容体LOX-1の役割を探る-

研究課題

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研究課題/領域番号 25293376
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 形態系基礎歯科学
研究機関明海大学

研究代表者

羽毛田 慈之  明海大学, 歯学部, 教授 (90164772)

研究分担者 佐藤 卓也  明海大学, 歯学部, 講師 (00316689)
岡安 麻里  東京大学, 医学部付属病院, 特任臨床医 (10610941)
小笠原 徹  東京大学, 医学部付属病院, 講師 (20359623)
沢村 達也  信州大学, 医学部, 教授 (30243033)
伊東 順太  明海大学, 歯学部, 助教 (40609096)
林田 千代美  明海大学, 歯学部, 助教 (40710900)
金田 利夫  星薬科大学, 薬学部, 講師 (70339521)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード炎症性骨破壊 / 破骨細胞 / 骨芽細胞 / LOX-1
研究成果の概要

レクチン様酸化LDL受容体-1 (LOX-1)は前破骨細胞の細胞融合抑制によって破骨細胞(OC)分化を負に調節する。LOX-1欠損マウスは骨吸収増加により海綿骨量が減少した。逆に、頭蓋骨の局所炎症誘発で、炎症性骨破壊がLOX-1欠損によって減少した。炎症で誘導されるOC分化トリガー分子RANKL発現がLOX-1欠損マウスで減少した。LOX-1欠損骨芽細胞(OB)と野生型OC前駆細胞の共存培養系で、IL-1βとPGE2で誘導されるOC形成はLOX-1欠損で減少し、OBのRANKL発現も減少した。以上のことから、LOX-1欠損は、定常状態でOC形成を促進するが、炎症性骨破壊に対して抵抗性を生む。

自由記述の分野

口腔解剖学

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公開日: 2017-05-10  

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