研究課題
1)in vitro系での再活性化による細胞活性評価再活性化処理条件の最適化のために、各種再処理条件における骨形成能について、前骨芽細胞株 (MC3T3-E1)を使用し、次の通り、細胞生物学的および分子生物学的手法により評価を行った。①細胞増殖:DNA量の定量により細胞量を評価、②細胞代謝活性:アラマブルー試薬の呈色反応により評価、③骨芽細胞分化の評価:マーカー遺伝子発現量 (ALP、オステオカルシン、RUNX2等)のリアルタイムPCR定量・アルカリホスファターゼ活性の定量・石灰化結節形成の定量(アリザリンレッド染色法)2)in vivo系での再活性化による組織再生評価各種処理条件の下、生体内でのインプラント再活性化後に骨補填剤埋入術を行い、術後1か月において、インプラント周囲骨形成および骨結合力に関し、次の通り評価を行を行った。①インプラント周囲骨形成の評価、②インプラント-骨結合力の評価3)口腔内でのインプラントリカバリーシステムの構築本研究では、①平成25年度におけるSBFを利用した最適条件に関する予備的検討、②平成26年度の再活性化処理に伴う殺菌・不良組織除去効果の評価、および③平成27年度におけるin vitro系、in vivo系での炎症環境モデルを用いた再活性化による組織再生の評価を総合的に判断し、低温プラズマジェット照射を併用した低温アルカリ処理による再活性化処理条件の最適化行い、口腔内における低侵襲リカバリーシステムの基盤を構築することができた。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Jpn. J. Appl. Phys.
巻: 55 ページ: 01AF03-1-6
10.7567/JJAP.55.01AF03