研究課題
基盤研究(B)
歯科用インプラントは予知性の高い治療法として広く普及しているが、一方でインプラント周囲炎などの課題も残されている。そこで本研究では、問題の生じたインプラントを撤去することなく口腔内で機能的かつ形態的な回復を獲得する方法として、①強力な殺菌、不良組織除去、②インプラント表面再活性化処理、③組織再生を3本柱とする全く新しい手法による口腔内でのリカバリーシステム構築を目的とした。研究成果として、低温プラズマジェットの最新技術を応用し、生体活性を失ったインプラントに対して、口腔内で安全に殺菌および表面再活性化処理を行うことで、良好な組織再生を促進するリカバリーシステムの基盤の構築を行った。
歯科医用工学