金属は、剛性、弾力性、および延性を有するため、金属は、歯科治療中の生体材料の成分として使用されている。歯科治療では、金属はしばしば義歯、インプラントと復元の一部として使用されている。しかし、金属炎症や金属アレルギーの根底にある分子メカニズムはよく理解されていない。本研究では、NK細胞およびNKレセプターに着目して、金属アレルギーおよび炎症の発生の分子機構について研究を進めてきた。我々は、NK活性化受容体であるNKG2Dが、CD8+ T細胞上で発現していること、そしてNKG2Dが金属アレルギーに関与することを見出した。
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