• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

Wnt5aを基盤にした歯槽骨ー骨代謝回転制御法の開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25293423
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関松本歯科大学

研究代表者

小林 泰浩  松本歯科大学, 総合歯科医学研究所, 教授 (20264252)

研究分担者 平賀 徹  松本歯科大学, 歯学部, 准教授 (70322170)
高橋 直之  松本歯科大学, 総合歯科医学研究所, 教授 (90119222)
山下 照仁  松本歯科大学, 総合歯科医学研究所, 准教授 (90302893)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードWnt5a / 破骨細胞 / 骨芽細胞
研究成果の概要

歯科矯正治療の治療期間を短くするため,サイトカインであるWnt5a による骨代謝回転制御機構を解析し、歯槽骨代謝回転制御法を開発することを試みた。遺伝子改変マウスを用い、骨吸収と骨形成におけるWnt5a の役割を解析した。その結果,Wnt5a はWnt共受容体であるLrp5/6 の発現を亢進し、Wnt 古典経路による骨芽細胞分化を促進した。さらに,Wnt5a はWnt16 による破骨細胞分化抑制作用を解除した。破骨細胞はsclerostin の発現を抑制する因子を分泌し、骨形成を促進した。以上より,Wnt5aが歯槽骨―骨代謝回転を促進する可能性を示した。

自由記述の分野

歯科矯正学,生化学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi