頭頸部・上部消化器がん発症予知に係わる呼気中臭気情報と関連パラメーターの探求

2015 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 25293429
• 研究機関: 九州歯科大学
• 研究代表者: 安細 敏弘 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (80244789)
• 研究分担者: 邵 仁浩 九州歯科大学, 歯学部, 講師 (10285463) ; 粟野 秀慈 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (20301442) ; 吉田 明弘 松本歯科大学, 歯学部, 教授 (20364151) ; 高田 豊 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (40163208) ; 李 丞祐 北九州市立大学, 国際環境工学部, 教授 (60326460) ; 中道 郁夫 九州歯科大学, 歯学部, 講師 (60419570) ; 岩崎 正則 九州歯科大学, 歯学部, 准教授 (80584614) ; 角田 聡子 九州歯科大学, 歯学部, 助教 (70364156)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2016-03-31
• キーワード: 上部消化器がん / 唾液 / 揮発性有機化合物

研究実績の概要

本研究では、これまで国内外で行われてきた疫学調査研究の成果を踏まえ、口腔状態と消化器がん発症と進行との関連性を臨床データならびに共同研究者である李ラボにて新規開発された吸着剤を用いて唾液等の生態情報からの揮発性有機化合物（以下、VOC）を詳細に分析することで、これまでに知られていない口腔・全身由来のバイオマーカーを探索することを目的とする。平成27年度は健常ボランティアから唾液や尿などの生体サンプルを採取し、李ラボと共同でVOC分析を行った。その結果、アルコール、有機酸、アルデヒド、ケトン、フェノール、エーテル、ヘテロ環化合物および有機硫黄化合物等が検出され、また官能基別のVOCの割合に個人差が大きいこともわかった。今後、本学附属病院の入院患者からの生体サンプルを採取し、検出成分の比較検討を行う予定である。

現在までの達成度 (段落)

27年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

27年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額が生じた理由

27年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額の使用計画

27年度が最終年度であるため、記入しない。

研究成果

• [雑誌論文] 唾液・尿中の揮発性有機化合物の分子情報 (2016)
  • 著者名/発表者名: 王涛、茂山博代、安細敏弘ほか
  • 雑誌名: アロマリサーチ 巻: なし ページ: 印刷中
  • 査読あり / 謝辞記載あり
• [学会発表] PDMS/ZSM-5複合薄膜GC-MS法による唾液分析と疾患診断の可能性 (2015)
  • 著者名/発表者名: 茂山博代、安細敏弘、ほか
  • 学会等名: 日本口腔衛生学会
  • 発表場所: つくば国際会議場
  • 年月日: 2015-05-27 – 2015-05-29