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2016 年度 実績報告書

ジェネラリストナースの看護実践能力の明確化と評価指標及び教育プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 25293434
研究機関岩手県立大学

研究代表者

工藤 真由美  岩手県立大学, 看護学部, 准教授 (10443889)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード看護実践能力
研究実績の概要

本研究の目的は、長期にわたり実践経験を積み重ねた看護師が獲得する、また獲得すべき看護実践能力を概念化し、その評価指標を開発、それを基に教育プログラムを開発することにある。H28年度は、H26年度に実施したデータを基に、その内容から看護実践能力の内容を検討した。
調査からの記述データのテキストマイニングから施設看護管理者および部署看護管理者の求める能力を抽出した。両者に共通するのは、「指導・教育力」「コミュニケーション力」であった。従来求めるはずが高いと考えた「リーダーシップ力」は「判断力」「対応力より」下位であった。「コミュニケーション力」は最も基本的な看護実践能力であり、新人においても重視される能力であり、経験年数を重ねたベテランといわれる看護師にあえて、「コミュニケーション能力」を最も重視する能力としたことに着目した。
部署看護管理者において調査した看護実践能力評価尺度の結果と合わせて考えると、コミュニケーション能力がかかわると「援助的人間関係」「ヘルスプロモーション」「ケアコーディネーション」の評価が低かった。このことから患者個々のへのコミュニケーションから、組織的な調整を図るコミュニケーションいずれにも課題があることになる。結果のまとめは、日本看護科学学会において発表した。
またテキストマイニングのコレスポンデンス分析により、求める能力3概念が抽出された。「臨床判断能力」「教育力」「協働する力」である。それぞれの下位を構成する具体的実践行動の明確化が今後の課題となった。質問紙調査の限界で、実際の実践の場における具体的行動は明らかになっていない。この具体的調査の計画において、本年度が終了した。科研期間は終わったがこの計画を基に、協力機関への調査報告を兼ねて、研究依頼を行い、調査を実施する。

現在までの達成度 (段落)

28年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

28年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額が生じた理由

28年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額の使用計画

28年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 長期実践経験をもつ看護師の看護実践能力に対する看護管理者による評価と期待する能力2016

    • 著者名/発表者名
      工藤 真由美
    • 学会等名
      日本看護科学学会学術集会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2016-12-10 – 2016-12-11

URL: 

公開日: 2018-01-16  

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