研究課題/領域番号 |
25293436
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研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
縄 秀志 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (90254482)
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研究分担者 |
本城 由美 (佐居由美) 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (10297070)
樋勝 彩子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (30759147)
矢野 理香 北海道大学, 保健科学研究院, 教授 (50250519)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 気持ちよさ / 看護ケア理論 / 安楽 / Comfort / 患者の反応 / 看護師の反応 / ケアの目的 |
研究実績の概要 |
「気持ちよさ」をもたらす看護ケアに対する全国の看護師880名の認識調査を実施した。気持ちよさをもたらした看護場面における患者の状態は、急性期22.2%、慢性期32.8%、回復期19.2%、ターミナル期24.9%であった。ケア内容で多かったのは、清潔に関するケアであり、42.9%は、ケアを組み合わせていた。ケア目的、患者の反応、家族の反応、看護師の反応について因子分析を行った。患者の反応13項目は、3因子(患者と家族の絆をケアに活かしたい、患者との信頼関係を基に患者の希望をかなえたい、看護師としてプロを自負したい)で構成され、Cronbachαは、0.758~0.836であった。患者の反応27項目のケア中とケア直後は、3因子(意欲と生活拡大による自信獲得、気持ちよさによる感謝の心、コミュニケーションチャネルの開放)で構成され、Cronbachαは、0.857~0.946で、その後は、3因子(意欲と生活拡大による自信獲得、豊かな対人関係の形成、爽快感と清潔感)で構成され、Cronbachαは、0.843~0.958であった。家族の反応5項目は、1因子家族と患者と看護師の絆であり、Cronbachαは0.941であった。看護師の反応23項目のケア中からケア後は、3因子(患者とともにあるケアへの満足感、ケアへの自信とケアへの向上意欲、チームでのケアの共有)で構成され、Cronbachαは、0.901~0.917で、その後は、4因子(上記3因子に加え、看護観の醸成)で構成され、Cronbachαは、0.881~0.927であった。多変量解析の結果、ケアの目的や患者の反応・家族の反応・看護師の反応に対して、ターミナル期にある患者では、他の期の患者に比較して目的や反応が見えにくく、組み合せのケアが単独のケアより、また、複数回のケアが1回のケアより目的や反応が得られ易い点が明らかとなった。
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現在までの達成度 (段落) |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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