研究課題/領域番号 |
25300022
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
月本 昭男 上智大学, 神学部, 教授 (10147928)
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研究分担者 |
日野 宏 天理大学, 附属天理参考館, 学芸員 (20421290)
津本 英利 (財)古代オリエント博物館, 研究部, 研究員 (40553045)
魯 恩碩 国際基督教大学, 教養学部, 准教授 (70527142)
山内 紀嗣 天理大学, 附属天理参考館, 学芸員 (80441426)
小野塚 拓造 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館, 学芸企画部企画課, アソシエートフェロー (90736167)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 古代イスラエル / 墓地遺跡 / 埋葬法 / 他界観 / 聖書考古学 |
研究実績の概要 |
最終年度である平成26年度は、(1)年間を通じて、パレスチナ地域(主としてイスラエル)の諸遺跡発掘報告書にみられる墓地遺構の資料収集を行い、(2)夏季休暇を利用して、連携研究者(津本英利、山内紀嗣、日野宏、小野塚拓造各氏)とともに、日本調査団。(団長、天理大学教授・桑原久男)が発掘調査中のテル・レヘシュ遺跡の埋葬関連資料の現地調査を実施した(ただし、現地調査はパレスチナ情勢による航空便の関係で、当初の予定8月1日~8月20日を8月14日~20に短縮せざるを得なかった)。こうした資料の最終分析は今後の研究課題になるが、11月15,16日に上智大学で開催された公開の「聖書講座」において、研究成果を「聖書時代の埋葬法と他界観」という題目で発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
基本的な資料の収集がおおむね終了できており、そのなかで、研究課題に関する基本的な理解が進んだ。最終年度は、これまでの研究で得られた基本的理解を資料をもって実証的に裏づける作業が残っている。
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今後の研究の推進方策 |
平成27年度は、研究分担者による夏季現地調査を継続する。そのうえで、研究分担者とともに、これまでに収集した資料に基づき、古代イスラエルの他界観に関する研究成果をまとめるための研究会を年度末に開催する予定である。
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