研究課題/領域番号 |
25300037
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
吉田 邦夫 東京大学, 総合研究博物館, 特招研究員 (10272527)
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研究分担者 |
國木田 大 東京大学, 人文社会系研究科, 助教 (00549561)
佐藤 孝雄 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (20269640)
加藤 博文 北海道大学, アイヌ・先住民研究センター, 教授 (60333580)
増田 隆一 北海道大学, 理学研究院, 教授 (80192748)
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研究協力者 |
Ekaterina Lipnina イルクーツク国立大学, 歴史学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | ヴィーナス像 / マリタ遺跡 / 年代測定 / 古代DNA / 装身具 |
研究成果の概要 |
バイカル・シベリアのマリタ遺跡は、マンモスの牙から作られたヴィーナスや鳥などの彫像が出土した著名な遺跡である。1928年以来、たびたび発掘されてきたが、出土物の層位が明確になっていない場合が多い。2013年、2014年に日ロ共同発掘調査を行い、層準が明確な資料を得た。また。ロシア国立歴史博物館・エルミタージュ国立美術館・イルクーツク国立大学に収蔵されている資料から年代測定用試料を採取した。これら、小児骨、ヴィーナス像を含む70試料を超える、主として骨試料について、年代値・炭素窒素安定同位体比を得た。同遺跡における複数の地質学的層序と文化層、自然環境とその年代についての重要な知見を得た。
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自由記述の分野 |
年代測定・文化財科学
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