アジア回廊地域における援助対策としての「パンデミック感染症への社会不安」研究

2016 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 25300053
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 一部基金
• 応募区分: 海外学術
• 研究分野: 文化人類学・民俗学
• 研究機関: 桜花学園大学
• 研究代表者: 成田 弘成 桜花学園大学, 学芸学部, 教授 (40189212)
• 研究分担者: 江下 優樹 大分大学, 医学部, 客員研究員 (10082223)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: 開発援助 / パンデミック / 東西回廊 / 感染症対策 / 社会不安

研究成果の概要

アジア経済回廊諸国(ミャンマー・タイ・ベトナム・インド)において、HIV/エイズやデング熱、鳥インフルエンザなどのパンデミック感染症に対する対策とコミュニティ住民の不安を、人類学的フィールド調査により研究した。特に東西回廊地域におけるインフラ拡大および人的移動の拡大による急速な都市化の過程は、多くの地域住民の生活ケアを十分に満足させるほどではなく、むしろ癒しを求める行動を多数発生させている。これは急速な社会変化よる不安の増加に伴う社会現象と理解される。

自由記述の分野

文化人類学