東南アジアをフィールドとして、天然資源をめぐる国家と社会の関係を理論的に考察し、その成果を英文雑誌論文や書籍の形でまとめた。具体的には、カンボジアでの漁業政治、プリンストン大学におけるミャンマーとフィリピンに関する灌漑の文献調査を行い、成果の一部をシェフィ―ルド大学(2015年5月)、およびヨーロッパ東南アジア学会(2015年8月)、さらに東南アジア国際学会(2015年12月)の場で報告する機会を得た。論文としては、学術雑誌 Comparative Studies of Society and History に掲載され、日本語では岩波書店から共著『日本のコモンズ思想』に1章を書いた。
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