国連国際法委員会では2013年以降「大気の保護」を議題に採択した。申請者は本議題の特別報告者に任命され12か条のガイドライン草案を起案、2018年の会期で第1読が終了した。この間、特別報告者として、全300頁、5篇に及ぶ報告書を執筆・提出し、さらに「大気の保護」に関する幾篇かの学術論文を公表したほか、欧州およびアジア各国の学会・研究機関・大学等での講演・講義を通して、「大気の保護」の重要性を訴えてきた。以上をもとに、2020年における国際法委員会における本議題の第2読審議 を経てガイドライン草案の最終確定とともに、国際法委員会に提出する報告書ならびに学術論文を土台に、単行本を纏める予定である。
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