研究課題/領域番号 |
25301052
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研究種目 |
基盤研究(B)
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応募区分 | 海外学術 |
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
鈴木 隆子 九州大学, 言語文化研究科(研究院), 准教授 (00437071)
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研究分担者 |
吉本 圭一 九州大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (30249924)
元兼 正浩 九州大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (10263998)
黒田 一雄 早稲田大学, アジア太平洋研究科, 教授 (70294600)
笹岡 幹子 (西村 幹子) 国際基督教大学, 教養学部, 准教授 (20432552)
三輪 千明 倉敷市立短期大学, その他部局等, 教授 (00345852)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 教育学 / 国際開発学 / コロンビア / 時速可能な発展 |
研究概要 |
2013年7月6日に第一回国内研究者の連絡会議を上智大学にて開催。ここで黒田先生、西村先生、三輪先生、斉藤先生と研究計画について打ち合わせを行った。そのとき、南米の専門家である三輪先生と斉藤先生以外は、研究対象のエスクエラヌエバについてあまり詳しく知らなかったので、勉強会を開催することで合意した。これを受けて、2月17-22日までコロンビアから研究協力者2名と、国際研究の権威であるアンジェラリトル先生を招へいして、早稲田大学においてエスクエラヌエバに関する公開ワークショップと第一回合同会議を開催した。ここで、2014年度の方向性について以下の通り合意した。 コロンビアチームが現地調査にかかる計画の草案を2014年3月までに作成する。 日本チームがエスクエラヌエバの資料をレビューし、2014年6月までに目的などについて分析し、調査の指標づくりを行う。 これを受けて、調査規模や調査法を確定し、6年生を対象に、ベースラインサーベイを実施する。 2014年3月より、1970・80年㈹からの資料レビューと、調査計画案の精査を開始した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本来、2013年夏ごろより調査法を確定するための現地調査を実施する予定であったが、ほかのイベント等との兼ね合わせのため、勉強会と合同会議が2014年2月になったので、2月まで全体の方針が固まらなかった。しかし、このとき方針がかなりかたまり、6年生を対象にすることと、どのような調査枠組みで行うのかと、その中でそれぞれの役割分担が明確になったため、2月より本格的に稼働しだした。したがって、今年度、今までの遅れを取り戻し、調査が動いていくことが予想される。
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今後の研究の推進方策 |
実質的に動ける研究者のみを分担者とするとともに、連携研究者と研究協力者を追加し、より実質的な体制に移行する。 今年度より6年生を対象に調査が開始される予定である。 日本人チームは文献等より調査手法の確定、コロンビアチームには調査委託することにより、実質的な現地調査を行ってもらう。 夏あるいは春の学期外期間等を利用して、日本人研究者が現地コロンビアに赴く予定である。
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次年度の研究費の使用計画 |
今年度実施する予定だった調査が来年度に延期されたため。 次年度執行見込み。
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