研究課題/領域番号 |
25301052
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
鈴木 隆子 九州大学, 言語文化研究院, 准教授 (00437071)
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研究分担者 |
三輪 千明 広島大学, 国際協力研究科, 准教授 (00345852)
笹岡 幹子 (西村幹子) 国際基督教大学, 教養学部, 上級准教授 (20432552)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 教育学 / 国際開発学 / コロンビア / エスクエラヌエバ / 非認知的能力 / 自律学習 / 自尊心 / 民主的態度 |
研究実績の概要 |
6月24-26日大阪大学で開催された日本比較教育学会にて、平成26年(2014年)及び平成27年(2015年)に実施したコロンビアにおける調査結果について日本語で共同発表をした。そのフィードバックを受けて、分析の修正や今後の計画について協議を重ねた。それを踏まえて、8月22日から26日まで北京師範大学で開催された世界国際比較教育学会において、英語で研究成果について発表をした。11月10日から11日にかけてコロンビアのボゴタで開催された第三回エスクエラヌエバ国際コングレスにおいて、英語でこれまでの進捗結果について発表をした。 その後、11月13日から19日までコロンビアのアンテオキア州並びにキンディオ州の調査対象19校の中学校を回り、2014年度の調査のフォローアップを行って出席簿等の学校資料を収集した他、平成29年度(2017年)に実施予定の調査に関する調査許可を得た。ただし、この時の資料によりデータの欠損値が大きいことが発覚し、その対策のため、昨年度(平成27年)実施した1か月の調査と同様の予定が1週間に短縮されたので、今年度実施するはずだった残りの調査は、来年度(平成29年)に持ち越された。現在あるデータについては引き続き分析中である。 調査結果の発信に先駆けて、3月に調査過程をまとめて発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
11月13日から19日までコロンビアのアンテオキア州並びにキンディオ州の調査対象19校の中学校で収集した資料によりデータの欠損値が大きいことが発覚し、その対策のため昨年度(平成27年)実施した1か月の調査と同様の予定が1週間に短縮されたので、今年度実施するはずだった残りの調査は、来年度(平成29年)に持ち越されたため。
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今後の研究の推進方策 |
(1)6月の日本比較教育学会で英語で発表する。4-6月はその準備を行う。 (2)9月にコロンビアで現地調査を行う。 (3)10月以降データ入力と分析を行う。 (4)調査結果について発信・報告する。
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次年度使用額が生じた理由 |
今年度実施する予定だった調査の予定が短縮されたため、来年度に残りの調査が延期されたため。次年度9月に実施される調査の渡航費用に使用予定である。
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