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2015 年度 研究成果報告書

島弧深部の成熟過程解明に向けて:青年期から成人期のモホ面近傍の現場検証

研究課題

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研究課題/領域番号 25302012
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分海外学術
研究分野 岩石・鉱物・鉱床学
研究機関金沢大学

研究代表者

森下 知晃  金沢大学, 自然システム学系, 教授 (80334746)

研究分担者 鈴木 勝彦  国立研究開発法人海洋研究開発機構, グループリーダー (70251329)
芳川 雅子  京都大学, 理学系研究科, 教務補佐 (00378605)
石川 晃  東京大学, 総合文化研究科, 助教 (20524507)
谷 健一郎  独立行政法人国立科学博物館, 地学研究部, 研究員 (70359206)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード島弧火成活動 / 下部地殻 / 上部マントル / モホロビチッチ不連続面 / メルトー岩石反応 / 島弧変成作用
研究成果の概要

本研究は,島弧成熟過程による島弧深部の発達を島弧誕生期(北オマーンオフィオライト),青年期(ミルディータオフィオライト),成熟期(タルキートナ岩体)と設定し検討した。その結果,マントル相当部分では,流体流入によるメルト成分が枯渇したかんらん岩が普遍的に分布していること,輝岩類が多く形成されていることから輝石成分の付加が島弧深部では起きていることが明らかとなった。また,下部地殻相当中に変成作用によって形成されたと解釈される超苦鉄質岩がしばしば観察されることから,これらの成因と下部地殻から超苦鉄質成分が剥がれ落ちる作用との関連性が指摘される。

自由記述の分野

マントル岩石学

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公開日: 2017-05-10   更新日: 2018-02-02  

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