研究課題
基盤研究(B)
広西壮族自治省の灰窯田遺跡の発掘調査により、7000-9000年前の完新世初頭ユニークな採集狩猟民が、ミイラ作成と座葬再埋という独特の埋葬習慣をもち、その骨形態がオーストラロ・パプア系集団と類似していることなどが解明され、日本の縄文人とともに中国南部の農耕拡散以前の人々がアフリカから東アジアへ移住した初期のホモ・サピエンスのグループに属することが強く示唆された。
形態人類学