研究課題/領域番号 |
25304034
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
経営・経済農学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
李 哉ヒヨン 鹿児島大学, 農水産獣医学域農学系, 准教授 (60292786)
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研究分担者 |
森嶋 輝也 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, その他部局等, 研究員 (30391486)
清野 誠喜 新潟大学, 自然科学系, 教授 (90225095)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 小売主導型流通システム / 青果物 / 産地出荷組織 / 産地マーケティング / サプライチェーン |
研究成果の概要 |
本研究では、EU諸国において、青果物を出荷する13個の大規模出荷組合を調査した。これにより、大手スーパーチェーンとの取引条件を保証すべく、いずれの出荷組合も、出荷ロットや品揃えの拡大とプライベートスタンダードの整備を済まし、効率性の高いサプライチェーン構築を完了していた。マーケティング戦略については、小売サイドのバイイングパワーに迎合する事例と、バーゲニングパワーを備えた上で小売サイドのバイイングパワーに対抗した戦略を選択する事例が同時に見られた。一方で、各々の出荷組合は、パワーバランスの維持に作用するマーケティング手段を講じていることも確認できた。
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自由記述の分野 |
フードシステム
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