研究課題/領域番号 |
25305024
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
西条 旨子 金沢医科大学, 医学部, 教授 (40198461)
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研究分担者 |
森河 裕子 金沢医科大学, 看護学部, 教授 (20210156)
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連携研究者 |
西条 寿夫 富山大学, 医学(系)研究科(大学院), 教授 (00189284)
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研究協力者 |
Pham Ngoc Thao ベトナム軍医科大学
Nghiem Thi Thuy Giang ベトナム軍医科大学
Pham The Tai ベトナム軍医科大学
Phoung Van Luong ベトナム軍医科大学
Tran Hai Anh ベトナム軍医科大学
Tran Ngoc Nghi ベトナム厚生省
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | ダイオキシン / 母乳 / 臍帯血 / 新生児脳波 / 性ホルモン / 脳神経発達 / ベトナム |
研究成果の概要 |
胎児期ダイオキシン暴露が生後の脳神経発達への影響を明らかにすることを目的として、ベトナム・ビエンホア市の元米軍基地周辺地区に居住する母親の出生児の新生児調査と、生後3歳までの追跡調査を行った。その結果、臍帯血中のテストステロン(TS)は、女児では総ダイオキシンTEQと有意な負の相関、男児では高暴露群の有意なTSの低下が認められた。新生児脳波との関連性については、男児でO誘導の4-7Hzのパワーと正の相関、女児で、C誘導の2-3Hzのパワーと負の相関が認められた。母乳中TCDD濃度5.5 pg以上群では女児の出生が多く、男児では2歳で言語発達の遅れている頻度が高く、内分泌攪乱作用が示唆された。
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自由記述の分野 |
環境保健
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