研究課題/領域番号 |
25305032
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
感染症内科学
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
中島 利博 東京医科大学, 医学部, 教授 (90260752)
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研究分担者 |
川原 幸一 大阪工業大学, 工学部, 教授 (10381170)
西 順一郎 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (40295241)
三浦 直樹 鹿児島大学, 農水産獣医学域獣医学系, 准教授 (80508036)
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研究協力者 |
Omurzakova Nazgul A. The Kyrgyz National Center of Cardiology and Internal Medicine, Senior Research Assistant
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | キルギス / 溶連菌感染 / リウマチ熱 / フィールド調査 / 細菌学的検査 / 再興感染症 |
研究成果の概要 |
キルギスでは未だにリウマチ熱が猛威を奮っている。我々は論文化・国際シンポジウム開催などの情報発信、迅速診断キットの導入、母子手帳・医師向けプロトコールの作成と頒布など、この問題に対する主導的役割を担ってきた。さらにリウマチ熱が低酸素、食習慣とともに当該地域の死因の過半数を占める心不全の潜在的リスクファクターであることを報告した。本海外調査研究のもと 2000 人を超える住民に対するフィールド調査を完遂し、その結果、リウマチ熱患者では溶連菌以外の細菌感染の陽性率も高く、その一因に未だに主流であるバイオマス燃料による粘膜免疫の低下が考えられることを見出した。
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自由記述の分野 |
分子細胞生物学、リウマチ学、国際医療貢献、難治性疾患、分子病態、タンパク質分解
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