研究課題
基盤研究(B)
本研究課題では、同一人種であるが異なる環境・社会要因を有する日本人とモンゴル人の顎顔面形態を比較研究することで、不正咬合発症要因ならびに不正咬合が子どもの健康に及ぼす影響を明らかにすることを目的とし、モンゴル国ウランバートル市における一般児童を対象とした顎顔面に関する実態調査を行った。結果として、モンゴル国の思春期児童において、社会経済的要因が不正咬合発症に影響を与え、また不正咬合により口腔関連QoLの低下を引き起こすことを明らかにすることができた。
歯科矯正学