研究課題
基盤研究(C)
統計,信号処理,機械学習などに現れる大規模な凸最適化問題に対して,近接勾配法や座標降下法などを一般化した近接座標勾配法を提案した.さらにその手法の収束性の解析をした.特に,大域的収束,一次収束するための条件を与えるとともに,最悪の場合での反復回数の見積もりを与えた.さらに,L1-L2問題や金融工学に現れる実問題に対して適用し,効率よくそれらの問題の最適解が得られることを確認した.
数理最適化