研究課題
基盤研究(C)
死亡診断書に記録された原死因の正確性について、全身の病理解剖所見及び臨床診断を含むカルテ情報からの総合判断死因と、死亡診断書の原死因との一致率についてデータ精査したところ、悪性腫瘍の一致率が高い一方、肺炎の一致率が低いという結果が得られた。高齢の肺炎患者を対象とした場合は特に、死因データの正確性に注意すべきである。また、複数の死因が競合して誤分類が存在する場合のリスク推定方法について、感度分析およびロジスティック回帰からの拡張を検討した。
疫学・生物統計学