研究課題
平成25年度において提案した技術に関するソフトウェア開発管理技術への応用問題に関する平成26年度からの継続的に課題として,コストだけでなく信頼度も同時に考慮したソフトウェアの最適出荷(リリース)時刻の区間推定手法について議論した.特に,当該問題に対して,離散化非同次ポアソン過程(NHPP)モデルを用いたノンパラメトリックブートストラップ法に関する議論を行った.また,実測データを適用した提案手法の適用例として,基本,標準正規,パーセンタイル,ブートストラップ-t,およびBCaの5つのブートストラップ信頼区間を取り上げ,ソフトウェアの最適リリース時刻の区間推定に関する適用例を示した.今年度では,さらに,代表的な離散化NHPPモデルであり,テスト工程において観測される信頼度成長過程を柔軟に記述できる離散化習熟S字形モデルについても,計算統計手法に基づいたソフトウェア信頼性の区間推定手法を議論して,実測データに基づいたシミュレーション結果を示した.また,今後,区間推定技術の開発が必要なソフトウェア信頼性評価技術に関連する研究についても,継続的に研究成果を公表した.
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 謝辞記載あり 6件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 10件)
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