研究課題
効率的な高信頼プログラムの開発には、ログ記録やアクセス制御といったあちこちに処理の散らばる横断的関心事を他から分離し自動合成できることが望ましい。アスペクト指向プログラミング(以下、AOP)はその達成に寄与するが、既存処理系は特定プログラミング言語に依存している。本研究では、複数言語に対する横断的関心事をモジュール化可能な世界初の統一AOP フレームワークを実装し、Webに代表される多プログラミング言語時代の保守性や生産性向上を達成した。実装にあたり、試作済みの複数言語対応ソースコード処理フレームワークを対応言語について増強し、多言語に共通して有効な横断的関心事の分離記述方法を定めたうえソースコードの合成処理を実現した。最終的に有用性実証のうえで公開した。さらに、フレームワークの実現における要素技術であるプログラム解析の仕組みをアプリケーションの解析および拡張へと応用した。
すべて 2015 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 4件) 備考 (2件)
International Journal of Software Engineering and Knowledge Engineering
巻: Volume 25, Issue 9-10 ページ: 1777-1781
IEICE Transactions on Information and Systems
巻: Vol.98-D, No.4 ページ: 852-862
http://dx.doi.org/10.1142/S0218194015710163
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