研究課題
基盤研究(C)
本課題では、シャッター振動・歪曲収差・撮像素子の傾斜度について計測・評価可能なシステムの構築を目指す。シャッター振動測定については、基準パターンの事前撮影とパターンマッチングの導入により画像上で±0.02画素以下の検出精度が得られることを確認した。また歪曲収差の測定法においては格子パターンを利用した新たな手法を提案し、シミュレーションおよびカメラ撮影実験によりその有効性を確認した。さらに高SNRのMTF測定法を開発し、レンズと撮像素子の間の傾きを高精度に測定可能なことを実験により示した。
計測工学