研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、人が物の硬さをどのように知覚しているかを調べることである。物体が硬い場合や物体の弾性差が小さい場合には押す力が強くなり、さらに硬い弾性域では、比較する物体を押す力が同じになるように押しており、物体が軟らかくなるにつれてこの傾向は弱くなった。この押し方の変化に対応し、硬い弾性域では押し込み量の差が、軟らかい弾性域では反力の差がより顕著に知覚される傾向があることが分かった。
人間工学