平成27年度は、現場の医師による評価を行った。 実際の医療機関(JR東京総合病院)にプロトタイプを持ち込み、実験を行った。具体的には、中心静脈穿刺手技を想定している。電気通信大学およびJR東京総合病院の倫理委員会の審査を経る必要があり、詳細な実験計画を作成し、準備を行った。医師を対象とした医療教育実験、患者を対象とした診断実験を経て、術中支援へと段階を踏み慎重に進めている。 以上の平成27年度の実施事項により、医師から一定の評価をいただき、一般の医療機関でも利用可能な汎用的な機器構成での実現が可能となった。 今後は、福島県の支援を受け菊池製作所とともに製品化を進める。
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