研究課題
基盤研究(C)
視覚パターン認識能力を持つ多層神経回路「ネオコグニトロン」の新しい学習手法を開発した.中間層に対しては,Add-if-Silent則と負のフィードバック信号を組み合わせた教師なし学習則を完成させた.最上位層に対しては,「内挿ベクトル法」を用いると高い認識率を得られるが,その計算量は参照ベクトル数が増えると急激に増加する.そのため,学習ベクトルの集合全体を少数の参照ベクトルで忠実に表現できる新しい学習法mWTA(margined Winner-Take-All)を提唱した.
人工神経回路