研究成果の概要 |
走者個人の無酸素性作業閾値 (AT[b/m])をニューラルネットワークにより安静時、4、8[km/h]走行実験のみで相関係数0.92の精度で推定することができた。AT80,100,120%での走行実験によりストレス指標であるコルチゾール濃度がATの97.0%で最小となることがわかった。また、同様の実験で快適さの指標である二次元気分尺度がATの89.8%で最大となることがわかった。 リズム音によるリアルタイム心拍数制御システムの設計およびプロトタイプ製作を行い、走者2名に対して目標心拍数0.97AT[b/m]で野外走行実験を実施し、誤差0.6%、3.6%でそれぞれの心拍数を制御することができた。
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