研究課題/領域番号 |
25330397
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研究機関 | 東京藝術大学 |
研究代表者 |
嘉村 哲郎 東京藝術大学, 芸術情報センター, 研究員 (90543710)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | パーソナルアーカイブ / デジタルアーカイブ |
研究実績の概要 |
27年度は被験者の作家が使用するインターネットサービス(電子メール、Facebook、Twitter)のデータ取り出し、本研究の対象になるデータの選別を行った。とりわけ、電子メールは制作過程に関する内容のメールとそれ以外のメール、プライバシーを多く含む情報メールがあり、選別作業に時間を要した。電子メールデータに関しては、選別と同時にスタンフォード大が開発したメールアーカイブシステムを利用したメール内容の分析を行ったが、システムが日本語エンコードに完全に対応して居らず、一部のデータしか分析できなかった。この点に関しては、最終年度に検討する。 年度末時点で、インターネットサービスのデータのリスト化を進めており、これらのデータは9割がリストとして使用できる状況である。今後は、このリストデータとこれまでにデジタル化した資料を突合せ、時系列順にデータや資料の遷移を検証していく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
27年度は本務におけるプロジェクトの最終年度と重なったことに加え、電子メールのデータ選別作業に大変な時間を要したことにより遅延となった。
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今後の研究の推進方策 |
現在、遅延の元になったインターネットサービスの利用データ選別がほぼ終わったことから、最終年度はこれまでにデジタル化およびリスト化したデータとインターネットサービスのデータを照合・分析してそれぞれの相互の関係を見いだしていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
27年度の計画遅延が明らかになったため、年度延長を見越した最終年度での使用を考慮して額を調整したことによる。
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次年度使用額の使用計画 |
最終年度の使用内容は次のとおり。・消耗品備品、・関連する国際会議参加費、・残りのデータ化人件費および謝金
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