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2014 年度 実施状況報告書

潜在意味解析を利用した英語学習語彙リストの生成と評価

研究課題

研究課題/領域番号 25330417
研究機関津田塾大学

研究代表者

来住 伸子  津田塾大学, 学芸学部, 教授 (50245990)

研究分担者 岸 康人  神奈川大学, 付置研究所, 研究員 (50552999)
田近 裕子  津田塾大学, 学芸学部, 教授 (80188268)
久島 智津子  津田塾大学, 付置研究所, 研究員 (80623876)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード英語学習 / 学習コンテンツ開発支援 / 学習支援システム / 潜在意味解析 / 語彙学習
研究実績の概要

本研究は、潜在意味解析などの情報検索アルゴリズムを利用して、英語単語列を入力すると、用例(入力された英語単語列と、使い方がよく似た語彙、Multi-Word Expressionsを含む英文)リストを自動生成し、英語教育において、その用例リストを実際に利用することを目的としている。平成26年度は、潜在意味解析などのアルゴリズムの実装と大規模テキストデータを利用した実験を行った。一般の利用者(教材作成者、教員など)が、用例リストを簡単に利用できるシステムの開発は、システムの設計に時間をかけるため、平成27年度に延期することにした。また、平成26年度は、用例(語彙)リストが英語教育においてどのように使われるべきか、英語教員からの情報収集を実施した。得られた情報は、システム完成後に、語彙リストを利用した問題作成する際に、活用する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

語彙リスト生成アルゴリズムは、numpy, genism などのPython ライブラリの利用により順調に実装できた。しかし、その実装コードを使った、一般利用者も利用できる(語彙)用例リスト生成Webアプリケーションの設計と開発は遅れた。予算を繰り越して、システムの開発は、平成27年度に実施することにした。また、システム開発の延期に伴い
問題作成に関する作業を延期した。
一方、実装したアルゴリズムを利用して、英語 Wikipedia 全文 や COCA の大規模テキストデータから用例リストの生成をし、語・文書行列の生成、行列計算などにかかる時間の測定を行なった。処理時間の面では、実用的な範囲に収まる見込みを得ることができた。また、英語教員との、語彙リストの利用方法についての情報交換を継続的に実施した。

今後の研究の推進方策

延期したシステムの設計と開発を平成27年度前半に終了し、平成27年度後半には、平成27年度に本来予定していた、英語教員や学生による自動生成した語彙リストの利用を実現する予定である。 また、同じく延期した、学会での成果発表も平成27年度は実施したい。

次年度使用額が生じた理由

語彙リスト生成アルゴリズムを利用したシステムの設計と開発が遅れる見込みになったため、設計と開発に予定した予算を次年度に繰り越した。

次年度使用額の使用計画

平成26年度に予定していた目的、システムの設計と開発に使用する。

備考

最初のサイトは、本研究者が開発した、英語教材のソーシャルブックマークや字幕付作業のためのサイト。2番目は、その開発をしたプロジェクトの広報サイト。3番目は、本研究の利用者と想定している、教員と学生がかかわっている英語科目 CS Reading II の参考テキスト(英語テキスト)のリスト。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 備考 (3件)

  • [備考] COOLL

    • URL

      http://cooll.tsuda.ac.jp

  • [備考] COOLL

    • URL

      http://coollweb.tsuda.ac.jp

  • [備考] 素材一覧 { 科目・トピック: CS Reading II }

    • URL

      http://cooll.tsuda.ac.jp/media/list/label_id/142

URL: 

公開日: 2016-05-27  

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