研究課題/領域番号 |
25340017
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
|
研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
三浦 和彦 東京理科大学, 理学部, 教授 (00138968)
|
研究分担者 |
小林 拓 山梨大学, 大学院医学工学総合研究部, 准教授 (20313786)
永野 勝裕 東京理科大学, 理工学部, 講師 (40408703)
|
連携研究者 |
加藤 俊吾 首都大学, 東京都市環境科学研究科, 准教授 (20381452)
矢島 千秋 独立行政法人放射線医学総合研究所, 福島復興支援本部環境動態・影響プロジェクト, 主任研究員 (20392243)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
キーワード | エアロゾル / 気候影響 / 小イオン / ラドン / 富士山 / 粒子生成 |
研究成果の概要 |
自由対流圏における新粒子生成、雲凝結核への成長、雲生成過程を調べるために、富士山頂(標高3776m)において、夏季(7月、8月)にエアロゾルの粒径分布、雲凝結核(CCN)濃度、雲粒粒径分布の連続測定を行った。 20nm以下の粒子濃度が高濃度となる新粒子イベントは2006年~2015年の夏季278日間の観測期間中241回観測された。日中106回、夜間135回と日中より夜間に多かった。この現象はユングフラウヨッホなどでは見られず、富士山固有のものである。富士山頂では輸送起源によってCCN特性は変化し、幾何平均径が大きい大陸起源の粒子がCCN活性しやすい結果が得られた。
|
自由記述の分野 |
大気物理学
|