研究課題/領域番号 |
25340021
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
佐藤 圭 国立研究開発法人国立環境研究所, 地域環境研究センター, 主任研究員 (10282815)
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連携研究者 |
森野 悠 国立研究開発法人国立環境研究所, 地域環境研究センター, 主任研究員 (50462495)
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研究協力者 |
李 紅
中山 智喜
田邊 潔
今村 隆史
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 生物起源揮発性有機化合物 / 二次有機エアロゾル / 不均一反応 / 水溶液相反応 / 有機硝酸エステル / スモッグチャンバー / 液体クロマトグラフ質量分析計 / エアロゾル質量分析計 |
研究成果の概要 |
イソプレンの光酸化で生成する二次有機エアロゾル中の指標物質である2-メチルテトロール(2MT)の生成機構を明らかにする目的で、イソプレン/NOx光酸化のチャンバー実験を行って相対湿度やシード粒子添加の効果を調べた。実験結果から、水分の存在が2MT生成に重要であること、2MTの生成は酸または塩基で触媒されることを明らかにした。2MTはイソプレン/NOx光酸化で生じるエステルの加水分解で生成すると考えられる。さらに、乾燥条件で生成したエアロゾルの水溶液を作成して2MTの生成速度を調べた。エアロゾル水溶液に硫酸を加えた場合、一日以内の時間スケールで2MTの生成が起こりうることが示された。
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自由記述の分野 |
大気化学、エアロゾル化学
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