130種の食品と日用品について,コープさっぽろと共同してカーボンフットプリント(CFP)を計算した。CFPの狙いとその数値を,食品の栄養表示と連係して消費者に伝えるしくみを作った。(1)CFPの計算の手作業を軽減するようにCFP計算システムを改良した。(2)食品栄養表示とCFPを一緒に表示した包装材を作成した。(3)企業秘密等で住所を明らかにできない場合でも、住所の精度を調整して輸送距離を推定する手法を考案した。 この新しいCFPを伝える取組を実施する前と取組実施11ヶ月後に,札幌市内でCFPの認知度を調べた。その認知度調査結果を比較し、我々の取組が認知度の向上に貢献していることを立証した。
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