自転車通行空間に設置されている路面表示と任意標識に着目し、これらが抱える課題を明確化し、利用者にとってわかりやすく地域景観の構成要素となる自転車通行空間にするためには、地域独自のガイドライン整備の必要性と地域独自のガイドライン整備時に必要となる基本デザイン方針を明らかにした。 Web調査、ガイドライン調査、フィールド調査から、自転車通行空間における路面表示と任意標識の課題を設置や表現方法、各地域での取組などの視点から総合的に明確化した。そして、地域独自のガイドライン整備の必要性と有用なガイドライン整備を行うために、ガイドライン上に具体的に明記すべき7つの事項をまとめた。
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