ロコモ度測定項目の検討のため、ロコモ予備群の女子大学生124名・女子高校生90名を対象にアウトカム評価項目を実施しその出現率を分析した。 九州地域の研究協力者と、佐賀地域住民高齢男女91名を対象にアウトカム評価に骨密度測定と転倒経験問診票を加え測定を実施した。健康教育受講後の測定でロコモ度が高く不安定症候群を示した群は、たんぱく質摂取が低値で食品では魚介類の摂取が少なかった。 世田谷地域ではロコモ予備群女子大学生を対象にロコモ度と食生活と血中・尿中フリーラジカル測定を加え検討した結果、ロコモ度が高い群では、月経周期の未成熟が多くストレス度が高かったが、抗酸化力には差がみられなかった。
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