研究課題
基盤研究(C)
大正期の服装改善運動は衣生活の変革を目的とした運動であり、特に大正期には生活の合理化と連携し和服から洋服への転換を試みる考案服が雑誌誌上で多く発表され、推進された。しかし実際に服装改善運動が衣生活の近代化に果たした役割や成果については今日においても明確にされていない。本研究は大正期に発表された考案服を全て実作し、着装可能な衣服であったのかを検証し、復元を通し生活改善運動の成果と和服から洋服に転換する過程を明らかにした。
被服教育