研究課題
基盤研究(C)
家庭での暖冷房エネルギー削減策として、中高齢者の滞在場所の選択行動に注目し、アンケート調査、実測調査、熱負荷シミュレーション等を行った。その結果、季節ごとの滞在場所選択の実態がアンケート調査と実測調査で把握された。また、実態を反映した滞在場所選択による省エネルギー効果を行動別、季節別に示した。省エネルギー効果は無断熱住宅で長時間の暖冷房を行う世帯で最も大きくなった。また設定温度の変更を想定するとより大きな削減効果が期待できた。
住宅の室内環境と居住者の住まい方・意識に関する研究