研究課題
基盤研究(C)
咀嚼による食片数の増加率は3.5mm立方体寒天ゲル(3.5mmゲル)よりも15mm立方体寒天ゲル(15mmゲル)で高かった。15mmゲルの咀嚼効率は、咀嚼後期よりは咀嚼前期の段階において、大きい平均サイズの食片で高かった。3.5mmゲルでは、咀嚼における咬筋活動強度が高く、咀嚼終了から嚥下までの時間が長かった。粘性率の高いジュースでは、嚥下時の舌と硬口蓋の総接触圧は大きく、咽頭部における食塊の最大速度は遅かった。米飯摂食後の血糖値の上昇は増粘剤の添加により抑制された。
食品物性