研究課題/領域番号 |
25350164
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 神戸女子大学 |
研究代表者 |
狩野 百合子 神戸女子大学, 家政学部, 教授 (40203682)
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研究分担者 |
河田 照雄 京都大学, 農学研究科, 教授 (10177701)
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連携研究者 |
渡辺 達夫 静岡県立大学, 食品栄養科学部, 客員共同研究員 (10210915)
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研究協力者 |
渡辺 健市 J-オイルミルズ株式会社
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | エキストラバージンオリーブ油 / オレウロペイン / オレウロペインアグリコン / TRPA1 / TRPV1 / UCP1 / ノルアドレナリン / 褐色脂肪組織 |
研究成果の概要 |
エキストラバージンオリーブ油に含まれている主要なポリフェノールであるオレウロペインは、オレウロペインアグリコン(OA)として小腸で吸収されると、辛味受容体であるTRPA1 及びTRPV1の両方を活性化させる(即ち、OAはTRPA1及びTRPV1両方のアゴニストである)。それにより、OAはカテコラミン(特にノルアドレナリン)分泌を促進させ、β(β2及びβ3受容体を介する)作用により、パーム油(現在、世界中で多く摂取されている)30%含有高脂肪食摂取ラットにおいて、褐色脂肪組織の脱共役タンパク質(UCP1)の発現を増加させ、脂質代謝(体熱産生)を亢進させることが示唆された。
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自由記述の分野 |
栄養化学
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