学生達による実験が増えている成層圏気球実験を、国内で合法的かつ安全に実施するための基本システムの確立と、環境整備を実施した。また関係各所とも調整し、広く利用できる共同実験の場としての開発を行った。 通信手段としては当初計画していたAFSK方式では無くスペクトラム拡散を利用する事により、省電力・小重量で遠距離通信が可能となるシステムを確立することが出来た。また気象庁等が実施しているラジオゾンデの航路情報・天気図情報を蓄積することにより、飛行経路予測に関する基礎資料とすることが出来た。また海上回収方法に関し、関係各所とも調整を行い、確立することが出来た。
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