亜熱帯地域の身近な自然環境を題材とした理科教員のための学習プログラムを開発するために、教材として活用可能な動物についての調査研究を実施した。具体的には「身近な海辺に生息する動物の教材化」の材料として、潮間帯上縁部の満潮でも水没しない地点に生息するコンペイトウガイ、潮間帯に生息する身近な二枚貝のヒメアサリとイソハマグリ、さらに「身近な亜熱帯林に生息する動物の教材化」の材料として、身近な緑地に生息する土壌動物を対象に調査研究を行った。調査の結果、対象とした動物が教材として活用可能であることが明らかになった。
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