研究課題
アルゴリズムとデータ構造の教育において、データ構造の利用方法やアルゴリズムの原理と効率を理解することも重要であるが、その原理をプログラムとして実現することも重要である。アルゴリズムの原理を理解してもプログラム化のためのアルゴリズムを組み立てることは容易ではない。本研究では、アルゴリズムの原理を理解し、さらにプログラム化のアルゴリズム構築能力を育成するために、手作業による体験的なアルゴリズム構築支援教材を開発し、教材を活用した教育の効果を明らかにする。平成25年度は、アルゴリズム教育のすべての学習内容に手作業による体験プロセスを組み入れた授業実践を行った。さらに、手作業のプロセスを支援する教材の試作を行った。平成26年度は、平成25年度に試作した教材の改善を図った。さらに、プログラミング入門教育とアルゴリズムとデータ構造の教育のくさび型授業設計案に基づき、プログラミング入門教育を実践した。平成27年度は、平成26年度のプログラミング入門教育に続き、アルゴリズムとデータ構造のくさび型授業を実践した。さらに、手作業によるプロセスを重視したアルゴリズム教育の学習効果を明らかにした。
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件)
In Proceedings of Society for Information Technology & Teacher Education International Conference 2016
巻: - ページ: pp. 113-118
ISBN 978-1-939797-13-1