工業技術博物館に収蔵されている工作機械の製作用図面から、3D-CADによる3Dモデル作成し、その可視化された構造から工作機械の発展過程・外観・内部構造等の調査を行い、その結果を本博物館の展示解説資料の一部に提供することを目的とした研究を進めた。これまでに作成したフライス盤4機種、中ぐり盤1機種、大型強力旋盤1機種の合計6機種の3Dモデルを作成しており、機械技術史研究の資料として供し活用している。作成した3Dモデルを活用して該当工作機械を製造した東京瓦斯電氣工業の調査を実施し、また、作成・調査した結果を活用して、工業技術博物館内にデジタルサイネージ装置により、研究結果を掲示した。
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