国士交通省から提供されたXバンドMPレーダデータを使い、降雨量画像表示システムを作成した。XバンドMPレーダデータは、2010年7月から試験運用が始まり、現在まで配信を行っている。 本研究では、X-band MPレーダ降雨量データの地理情報システム(GIS)による活用として、雨量データを解析し、予測される災害の発生地点、被害の拡大範囲および被害程度、さらには避難経路、避難場所などの情報をGoogle Mapsの環境を使用してWeb GIS(Google Maps)システムを構築した。さらに、雨量情報を自治体の防災情報への活用としてGISを使用し、活用できる情報をGISシステム上で構築した。
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