研究課題/領域番号 |
25350612
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | (財)ルイ・パストゥール医学研究センター |
研究代表者 |
古倉 聡 (財)ルイ・パストゥール医学研究センター, その他部局等, 研究員 (80347442)
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研究分担者 |
石川 剛 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (90372846)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 温熱療法 / 免疫細胞療法 / 免疫監視機構の逃避 |
研究概要 |
平成25年度は、7月1日から私の所属大学が変更となり、主たる研究施設も京都府立医科大学から財)ルイ・パストゥール医学研究センターに移動したため、十分な研究を行うことができなかった。 ただし、研究の具体的準備は進めており、平成26年4月からは、予定通り(あるいは予定より速やかなペースで)研究を進めることができる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
平成25年度は、7月1日から私の所属大学が変更となり、主たる研究施設も京都府立医科大学から財)ルイ・パストゥール医学研究センターに移動したため、十分な研究を行うことができなかった。 ただし、研究の具体的準備は進めており、平成26年4月からは、予定通り(あるいは予定より速やかなペースで)研究を進めることができる。
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今後の研究の推進方策 |
平成25年度には、研究の具体的準備は進めており、平成26年4月からは、予定通り(あるいは予定より速やかなペースで)研究を進めることができる。
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次年度の研究費の使用計画 |
平成25年度は、7月1日から私の所属大学が変更となり、主たる研究施設も京都府立医科大学から財)ルイ・パストゥール医学研究センターに移動したため、十分な研究を行うことができなかった。ただ、研究準備は進めていたので、平成25年度から、研究の遅れを取り戻すべく、平成24年度の使用残額と平成25年度の使用額を用いて、研究を進める。平成27年度を主として研究内容をまとめる年度にしているため、研究予定は、27年度にずれ込むが予定研究範囲はすべて終了する計画である。 これまでの基礎的検討で把握している、ハイパーサーミアによる免疫抑制分子の産生抑制や 免疫抑制細胞の浸潤抑制などで免疫反応性が回復しているかどうかを確認する。 既に予備研究で把握していること (をもとに、1)ハイパーサーミアをすると、vivo でも vitro でも、TGFも IL-10 も低下する。 2)ハイパーサーミアをすると、未熟樹状細胞の機能が亢進し成熟樹状細胞になる 3)ハイパーサーミアをした癌組織では、制御性T細胞が減少する。4)ハイパーサーミアをした組織では MHC class I の発現が亢進する。上記のことをヒト多種類の癌種でも確認する。次に、vitro, vivo において、ハイパーサーミアをかけた時に癌細胞上の PDL-1, B7-H4, FasL などの免 疫抑制性膜分子が減少するかどうか、を検討する。
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