研究課題/領域番号 |
25350628
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
大林 茂 日本医科大学, 医学部, 助教 (90318246)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
キーワード | 脳卒中 / 高次脳機能障害 / 近赤外線スペクトロスコピー / 脳血流シンチグラム |
研究概要 |
目的:急性期脳卒中各病変(橋、小脳、視床)に伴う高次脳機能障害のメカニズムを皮質―皮質下間相互作用の視点から、認知機能評価、SPECTにて安静時灌流異常を検索、SFX上でのVFT遂行中のNIRS計測と進め、脳dynamic反応性とVFT成績との関係性を検討する。並行して脳ダイナミック反応をオンラインでフィードバックできる環境整備とそのシステムを用いて脳活動を自らコントロールできるようになるか検証する。 方法:1)急性期脳卒中各病変(橋、小脳、視床)各患者を対象にa)高次能機能評価、b)SPECT検査、c)f-NIRS、d)内的介入、e)外的介入、f)高次脳機能再評価を順次進める。2)「内発的介入のための脳反応フィードバックシステム」環境の構築: 生体内の脳活動の指標として局所脳血流を非侵襲的に検出しオンラインで外部出力、リアルタイムで脳活動を視覚フィードバック・ガイドするシステムを確立し、そのモニタリング情報をもとに自らの脳活動を自在に高めたり弱めたり意図的に制御することを自己学習することができるかを健常者で検証する。 結果:1)橋病変、小脳病変、視床病変各患者を対象に上記a)~f)を実施した。データ収集とともに解析中である。 2)「内発的介入のための脳反応フィードバックシステム」構築中である。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
おおむね予定通りの実験が遂行できている
|
今後の研究の推進方策 |
提案書の計画に沿って遂行してゆく
|
次年度の研究費の使用計画 |
「内発的介入のための脳反応フィードバックシステム」の最適化を進めている 内発的介入のための脳反応フィードバックシステム」構築 450000円 学会発表 海外400000円 国内学会発表100000円 消耗品 300000 円 等
|